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ワンルームとシェアハウス、費用はいくら違う? 入居時・毎月・1年目の総額を比べる

部屋探しで最初に比べるのは、たいてい家賃です。でも、ひとり暮らしにかかるお金は家賃だけではありません。入居するときのまとまったお金、毎月の光熱費やネット代、家具や家電。この記事では、一般のワンルームとシェアハウスの費用を、入居時・毎月・1年目の総額に分けて並べます。

ワンルームの数字は国の統計、シェアハウスの数字はシェアクリップに掲載中の物件の家賃と、掲載文から読み取った共益費・事務手数料です。出典の無い項目は「仮定の例」と書いています。自分の条件に変えて計算することもできます。

結論:東京の例で比べると

東京全体の例(ワンルームは物件のある市区の統計、シェアハウスは東京の704件)で、1年住んだときの費用を計算しました。

ワンルームシェアハウス差
入居時の費用521,300円99,000円シェアハウスのほうが422,300円安い
毎月の支払い89,338円62,500円シェアハウスのほうが26,838円安い
1年目の総額1,517,156円786,500円シェアハウスのほうが730,656円安い
1か月あたり126,430円65,542円シェアハウスのほうが60,888円安い

この例では、1年目の総額はシェアハウスのほうが730,656円安いという結果になりました。差が大きいのは入居時の費用で、ワンルームの敷金・礼金・仲介手数料と、家具・家電(仮定の例で150,000円)が効いています。「1か月あたり」は、入居時の費用も含めた1年分の総額を12で割った額です。

ただし、2つは同じ種類の住まいではありません。シェアハウスはキッチンや浴室などを共用します。部屋の広さや設備も物件ごとに違います。数字の前提と、どちらに有利・不利に出ているかは、後ろの「数字の読み方」で説明します。

入居時にかかるお金

入居するときにまとめて払うお金です。ワンルームは家賃70,000円・管理費6,200円、シェアハウスは家賃48,000円・共益費14,500円で計算しています。

項目ワンルームシェアハウス数字の出どころ
敷金・デポジット70,000円20,000円ワンルーム: 首都圏で敷金「あり」の世帯は61%で、そのうち71.8%が1か月分。シェアハウス: 掲載文の運営者ごとの中央値(0円の物件も405件ある)。どちらも退去時に戻ることがある
礼金70,000円0円ワンルーム: 首都圏で礼金「あり」は48.8%、そのうち81.2%が1か月分。シェアハウス: 礼金を書いた422件のうち、0円でないのは12件
仲介手数料・事務手数料77,000円16,500円ワンルーム: 法律の上限(家賃1か月分+消費税)。首都圏で「あり」は48.6%。シェアハウス: 事務手数料・契約金など、掲載文の運営者ごとの中央値
保証会社の初回保証料38,100円0円ワンルーム: 仮定の例(家賃+管理費の50%)。利用の割合は公的な統計に無い。シェアハウスでも求める物件はある
火災保険20,000円0円ワンルーム: 仮定の例。シェアハウスでも入居時に払う物件がある
鍵の交換20,000円0円仮定の例
最初の1か月の家賃など76,200円62,500円家賃+管理費・共益費の1か月分。日割りのことも多い
家具・家電150,000円0円ワンルーム: 仮定の例。シェアハウスは家具付きが基本
合計521,300円99,000円

シェアハウスの入居時の費用は、掲載文から合計を読み取れた782件で見ると、運営者ごとの中央値の真ん中が74,500円、物件の数でそのまま数えた中央値が89,000円でした(最初の1か月の家賃は1か月分で数え、書いていない費用は0円とした目安)。

毎月かかるお金

項目ワンルームシェアハウス数字の出どころ
家賃70,000円48,000円ワンルーム: 物件のある市区の29㎡以下の賃貸住宅の平均(2023年)。シェアハウス: 各物件のいちばん安い部屋の家賃の中央値(2026年10月26日時点)
管理費・共益費6,200円14,500円ワンルーム: 払っている世帯の平均(2023年・民営借家全体)。シェアハウス: 掲載文の運営者ごとの中央値
光熱・水道9,138円共益費に込みワンルーム: 34歳以下のひとり暮らしの平均(2023-2025年の家計調査)
インターネット4,000円共益費に込みワンルーム: 仮定の例(光回線)。シェアハウスは書いてある物件の98%が込み
合計89,338円62,500円

シェアハウスの光熱費は、共益費に込みの物件が多い一方で、別に払う物件もあります。掲載文から書き方を読めた800件では込みが64%でしたが、物件のいちばん多い1社を除くと込みは29%、別に定額が47%、使った分を払うのが24%です。別に定額の物件は月13,100円くらいなので、その場合のシェアハウスの毎月の支払いは75,600円になり、ワンルームとの差は月13,738円に縮みます。

エリアごとの1年目の総額

同じ計算を、エリアごとの数字に入れ替えてみました(1年住んだ場合)。ワンルームの家賃・管理費とシェアハウスの家賃はそのエリアの値です。シェアハウスの共益費・事務手数料・デポジットは、エリアに運営者が5社以上あればエリアの値、足りなければ全体の値を使っています。

エリアワンルーム(1年目)シェアハウス(1年目)差1か月あたり(ワンルーム / シェアハウス)
東京全体1,517,156円786,500円シェアハウスのほうが730,656円安い126,430円 / 65,542円
池袋・赤羽・練馬1,492,506円761,000円シェアハウスのほうが731,506円安い124,376円 / 63,417円
上野・浅草・秋葉原1,488,456円688,000円シェアハウスのほうが800,456円安い124,038円 / 57,333円
新宿・中野・高円寺1,533,056円822,000円シェアハウスのほうが711,056円安い127,755円 / 68,500円
品川・蒲田・大森1,550,856円874,500円シェアハウスのほうが676,356円安い129,238円 / 72,875円
渋谷・恵比寿・下北沢1,639,156円854,750円シェアハウスのほうが784,406円安い136,596円 / 71,229円
吉祥寺・立川・八王子1,316,206円727,500円シェアハウスのほうが588,706円安い109,684円 / 60,625円
神奈川1,357,706円631,500円シェアハウスのほうが726,206円安い113,142円 / 52,625円
埼玉1,272,206円695,500円シェアハウスのほうが576,706円安い106,017円 / 57,958円
千葉1,246,006円579,500円シェアハウスのほうが666,506円安い103,834円 / 48,292円
関西・中部1,249,156円646,000円シェアハウスのほうが603,156円安い104,096円 / 53,833円
区・市ごとに見る
区・市ワンルーム(1年目)シェアハウス(1年目)差1か月あたり(ワンルーム / シェアハウス)
板橋区1,423,856円707,000円シェアハウスのほうが716,856円安い118,655円 / 58,917円
練馬区1,436,656円719,000円シェアハウスのほうが717,656円安い119,721円 / 59,917円
北区1,541,806円809,000円シェアハウスのほうが732,806円安い128,484円 / 67,417円
豊島区1,576,756円839,000円シェアハウスのほうが737,756円安い131,396円 / 69,917円
文京区1,675,056円803,000円シェアハウスのほうが872,056円安い139,588円 / 66,917円
足立区1,370,506円640,000円シェアハウスのほうが730,506円安い114,209円 / 53,333円
葛飾区1,370,806円706,000円シェアハウスのほうが664,806円安い114,234円 / 58,833円
台東区1,808,306円796,000円シェアハウスのほうが1,012,306円安い150,692円 / 66,333円
荒川区1,529,956円748,000円シェアハウスのほうが781,956円安い127,496円 / 62,333円
墨田区1,665,706円796,000円シェアハウスのほうが869,706円安い138,809円 / 66,333円
江東区1,721,556円826,000円シェアハウスのほうが895,556円安い143,463円 / 68,833円
江戸川区1,390,156円592,000円シェアハウスのほうが798,156円安い115,846円 / 49,333円
杉並区1,480,006円834,000円シェアハウスのほうが646,006円安い123,334円 / 69,500円
中野区1,491,556円822,000円シェアハウスのほうが669,556円安い124,296円 / 68,500円
新宿区1,724,656円912,000円シェアハウスのほうが812,656円安い143,721円 / 76,000円
大田区1,518,406円868,500円シェアハウスのほうが649,906円安い126,534円 / 72,375円
品川区1,675,356円898,500円シェアハウスのほうが776,856円安い139,613円 / 74,875円
世田谷区1,570,506円848,750円シェアハウスのほうが721,756円安い130,876円 / 70,729円
渋谷区1,776,456円884,750円シェアハウスのほうが891,706円安い148,038円 / 73,729円
目黒区1,725,906円944,750円シェアハウスのほうが781,156円安い143,826円 / 78,729円
町田・調布1,310,906円727,500円シェアハウスのほうが583,406円安い109,242円 / 60,625円
吉祥寺・三鷹・小金井1,355,506円769,500円シェアハウスのほうが586,006円安い112,959円 / 64,125円
八王子・立川・国分寺1,337,456円715,500円シェアハウスのほうが621,956円安い111,455円 / 59,625円
横浜1,357,706円595,500円シェアハウスのほうが762,206円安い113,142円 / 49,625円
川崎1,379,856円781,500円シェアハウスのほうが598,356円安い114,988円 / 65,125円
船橋・浦安・市川1,298,106円567,500円シェアハウスのほうが730,606円安い108,176円 / 47,292円
柏・松戸1,212,006円669,500円シェアハウスのほうが542,506円安い101,001円 / 55,792円
大阪1,259,456円664,000円シェアハウスのほうが595,456円安い104,955円 / 55,333円
京都1,193,606円646,000円シェアハウスのほうが547,606円安い99,467円 / 53,833円
兵庫・神戸1,192,356円628,000円シェアハウスのほうが564,356円安い99,363円 / 52,333円

数字の読み方

  • ワンルームの家賃と管理費は、すでに住んでいる人の値です。国の調査(2023年)の平均なので、いま募集中の部屋はこれより高いことが多く、ワンルームの費用は少なめに出ている側です。家賃は29㎡以下(古い建物も含む)、管理費は広さを分けない民営借家全体の平均です。
  • シェアハウスの家賃は、それぞれの物件でいちばん安い部屋です。空いている部屋はもっと高いことがあります。
  • シェアハウスの共益費・事務手数料・デポジットは、掲載文から機械的に読み取った値です。2026年10月26日時点の919件(74社)のうち、共益費は700件、事務手数料は543件、デポジットは548件で読めました。物件の44%を1社が占めていて、物件の数でそのまま数えるとほぼその1社の値になるので、運営者ごとの中央値をさらに真ん中で取った値(1社1票)を使いました。物件の数で数えた中央値は、共益費16,500円・事務手数料30,000円です。
  • 出典の無い項目は「仮定の例」です。保証会社の保証料(家賃+管理費の50%)・火災保険・鍵の交換・家具家電・ネットは、公的な統計が無いので例の値を入れています。家具家電を持っている、ネットはスマホで済ませる、という人は0にして計算してください。
  • 敷金とデポジットは、退去時に戻ることがあります。この計算では戻らないものとして数えています。全部戻ったとすると、1年目の総額はワンルームが1,447,156円、シェアハウスが766,500円です。
  • 同じ種類の住まいではありません。シェアハウスはキッチン・浴室・洗濯機などを共用し、部屋の広さも物件ごとに違います。費用だけで決めず、間取りや共用部の使い方は物件ページや問い合わせで確かめてください。
  • 2年を超えて住むとワンルームでは更新料がかかることがあり、短い期間で解約すると違約金がかかる契約もあります。この計算には入れていません。

自分の条件で計算する

家賃・敷金・礼金・家具家電の有無・住む期間(6か月・1年・2年)を変えて計算できます。エリアを選ぶと、そのエリアの数字が入ります。

ワンルームとシェアハウスの費用を計算する

安いシェアハウスを探す

シェアトクでは、シェアクリップに掲載中のシェアハウスを家賃の安い順に並べています。予算やエリアから探してみてください。

ジムやコワーキングのある設備付きのシェアハウスで総額を比べたいときは、姉妹サイトシェアスペックの総額の比較も参考にしてください。

よくある質問

ワンルームとシェアハウスでは、入居時の費用はいくら違いますか?
このサイトの計算(東京全体の例)では、ワンルームが521,300円、シェアハウスが99,000円で、シェアハウスのほうが422,300円安い結果でした。ワンルームには敷金・礼金(各1か月分)・仲介手数料・最初の1か月の家賃のほか、保証料・火災保険・鍵の交換・家具家電(150,000円は仮定の例)が入っています。家具家電を持っているなら、その分を引いて考えてください。
毎月の費用はいくら違いますか?
東京全体の例では、ワンルームが月89,338円(家賃・管理費・光熱水道・ネット)、シェアハウスが月62,500円(家賃・共益費)で、シェアハウスのほうが26,838円安いです。シェアハウスの光熱費は共益費に込みとして計算しました。光熱費が別の定額の物件では、月13,100円くらいが足されます。
1年住むと、総額はいくら違いますか?
東京全体の例で1年目の総額は、ワンルームが1,517,156円、シェアハウスが786,500円で、シェアハウスのほうが730,656円安いです。入居時の費用をならした1か月あたりでは、ワンルームが126,430円、シェアハウスが65,542円です。ワンルームの家賃は2023年に住んでいる人の平均で、いま募集中の部屋はこれより高いことが多いので、差は目安として見てください。
シェアハウスの共益費や事務手数料は、いくらくらいですか?
2026年10月26日時点のシェアクリップの掲載文から読み取った値で、運営者ごとの中央値をさらに真ん中で取ると、共益費が月14,500円、事務手数料が16,500円、デポジット・保証金が20,000円です。物件の数でそのまま数えると、共益費16,500円・事務手数料30,000円で、物件のいちばん多い1社の値に近くなります。物件ごとに違うので、それぞれの物件ページで確かめてください。
シェアハウスの光熱費は共益費に含まれますか?
含まれる物件が多いですが、すべてではありません。掲載文から書き方を読めた800件のうち、共益費に込みが64%、別に定額が23%、使った分を払うのが13%でした。ただし物件のいちばん多い1社を除くと、込みは29%、別に定額は47%、使った分は24%です。別に定額のときは月13,100円くらいです。

出典

このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

シェアハウスの掲載文の読み取り: シェアクリップの公開物件919件の「毎月の費用」「入居時の費用」「その他」の欄を、見出しの語と金額の規則で読みました(AI や人の手での補完はしていません)。読めない・部屋によって違う額は読まずに外しています。原文と読み取り結果を並べて確かめたところ、規則を直す前に無作為に選んだ物件では60件中51件ですべての項目が正しく読めていました。規則を直した後は60件中58件・40件中40件でした(同じ物件の文面を見て規則を作ったので、新しい書き方の物件では読み落としがありえます)。金額の読み違いは見つかっていません。数字は2026年10月26日時点の掲載文から作ったもので、物件の家賃は毎日更新しています(2026年10月26日時点)。